神戸キメックセンタービル建物省エネルギー対策
神戸キメックセンタービルは財団法人神戸市開発管理事業団が運営・管理する
初の24時間対応型テナントビルである。当初昼夜フル稼働を目指していたが、
テナント状況等の要因で思いのほか昼間、夜間の大幅な負荷変動が発生、この状
況に対応する省エネルギー手法の確立が必要となった。
当ビルをモデルケースとしてエネルギー使用量を削減することによりCO2排出
量の削減を実施し、神戸市の他施設へ水平展開する事を目的として平成12年度
NEDOの地域省エネルギー普及促進事業として補助金交付を受け実施しました。
(1)省エネルギー対策の効果
a.省エネルギー対象設備
・従来のエネルギー使用量 1,313Mwh(商用電力)
・省エネルギー対策導入後のエネルギー使用量 732Mwh(削減率 44.3%)
b.事業全体における省エネルギー効果
・従来のエネルギー使用量 3,157Mwh(商用電力)
・省エネルギー対策導入後のエネルギー使用量 2,576Mwh(削減率 18.4%)
(2)省エネルギー工事の概要
@ ビル内空調設備のガス熱源2次ポンプのベースポンプにインバータ制御装置を導入
して負荷側の変動に見合う運転を行い使用電力の削減を図る。
A 熱源、冷却水系統ポンプの流量制御はバイパス方式に加えてインバータ化による
回転数制御を導入して省エネルギー化を図る。
B 共用部の照明器具(通常安定器型)の安定器を鉄心型からインバータ型安定器に
変更し省エネルギー化を図る。
C 地下駐車場の排気ファン運転制御をスケジュール運転から、場内CO濃度による
制御に変更し、現状の環境を確保しつつ運転時間を短縮して省エネルギー化を図る。
(3)省エネルギー効果